改正利息制限法と貸出額総量規制により、消費者金融は銀行カードローンに比べて不利な状況で事業を継続してきました。そのなかで生まれたサービスのひとつに、無利息サービスです。

無利息サービスにも、上述してきたように、「一定期間」、「初回のみ」、「完済後は何度でも」といった、多様な種類があります。給料日前の一時しのぎに利用するのには、うってつけのサービスです。無利息期間内に返済してしまえば、利息負担が0円なのですから、これほど便利なシステムはありません。

ただし無利息期間という特典がある消費者金融の場合、特典がある分だけ無利息期間終了後の金利が少し高めに設定されていますので、長期間借りた場合は、逆に総返済額が高くつく可能性があります。ですから、無利息サービスを利用する場合には、可能な限り早期返済を心がける必要があります。

一番お得なケースは、通常は無利息サービスを行っていない消費者金融業者が、一時的に無利息キャンペーンを行っている場合です。通常の低金利のまま、特別に無利息期間を設定することになりますので、もしも無利息期間中に完済できなくても、低金利で返済を続けることができます。

こうした特典を受けるには、常にアンテナを張っていなければなりませんし、複数のカードローンを契約することになりますので、あまりお薦めはできませんが、もしも急にお金が必要になった時には、特別キャンペーン中の消費者金融を優先的に捜してみるのも、上手な利用方法のひとつです。

30日間無利息のプロミス

消費者金融の老舗でもあるプロミスは、年利6.3%~17.8%、融資限度額は300万円、20歳~69歳で本人に安定した収入がある方を対象としています。主婦や学生でも安定した収入(パート・アルバイト・仕送り等)があれば融資可能です。

申し込みはWEBサイトまたはプロミスの自動契約機・三井住友銀行内に設置されているローン契約機等のなかから選べます。用意するものは、本人確認書類(運転免許証、パスポート等)と希望融資上限額が50万円の場合と他社からの借り入れ合計額が100万円を越えている人は、収入証明書類が必要です。“貸出総量規制”の影響ですね。

担保・保証人の役目を果たすのは、保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。当社の審査に通れば、即日融資が可能です。

プロミスでは、契約時にポイントサービスの申し込みを行うと、最初の借り入れから1ヶ月間無利息になります。期間内なら何回借りても無利息です。さらにポイントサービスでは提携ATMの無料利用や一定期間無利息にできるなど、さまざまな便利な利用方法があります。ポイントの貯め方としては、プロミスから届くメール内のポイント対象となるお知らせからの獲得や、会員サイトへログインするだけでもポイントが貯まります。

また、三井住友銀行かジャパンネットバンクの口座をお持ちでしたら、土日祝日も含めて24時間、10秒以内に入金される『瞬フリ』というサービスが受けられます。

消費者金融とポイントサービスの組合せや瞬フリなど、斬新なサービスを提供するプロミスは、他社の1歩先を行っているように思われます。

2つの無利息タイプから選べるレイク

新生銀行のカードローンレイクは、年利4.5%~18.0%、融資限度額は500万円、20歳~65歳で本人に安定した収入(パート・アルバイトもOK)がある方が対象です。特に明記していませんが、主婦や学生でも融資可能と思われます。

申し込みはパソコンまたは電話からになります。インターネット経由の場合は、本人確認書類(運転免許証、パスポート等)をメールで送信するだけで契約・即日指定口座に入金してもらうことも可能です。融資希望額が100万円以上の場合は、収入署名書が必要となりますので、お近くの自動契約機でのカード発行手続きが必要となりますので、ご注意ください。レイクでも当然、担保・保証人は必要ありませんが、保証会社の新生ファイナンシャル株式会社の審査があります。

借り入れ・返済は、全国のレイクATMとセブン銀行のATMが手数料無料で利用できるところが、うれしいところです。
最後にレイクの無利息特典についてですが、初めてのお借り入れから30日間無利息のコースと借入額5万円までは180日間無利息の2つのコースがあります。

借入額5万円までは180日間無利息コースは、30万円借りても180日間の利息負担は25万円分で返済できるということです。小額しか借りない場合は借入額5万円までは180日間無利息が、短期間で高額の借り入れが必要な場合は初めてのお借り入れから30日間無利息が有利になります。

自分にとっては、どちらが有利かは、レイクのWEBサイトの「返済シミュレーション」で確認してみましょう。

一週間無利息のノーローン

新生銀行グループのノーローンは、年利9.5%~18.0%、融資限度額は300万円、20歳~69歳で安定した収入があれば、融資可能なカードローンです。

インターネットか電話で申し込みをすれば、メールか電話で審査結果を連絡してくれます。12:30までに審査に通れば、その日のうちに指定の口座に必要金額を振り込んでもらえます。楽天銀行に口座を持っている人は、インターネット経由で24時間いつでも借り入れ、返済が手数料無料で利用できます。ついでに楽天スーパーポイントも貯まります。

もちろん、担保も保証人も必要ありませんが、保証会社であるシンキ株式会社の審査があります。

このノーローンの一番の特徴は、何度でも1週間無利息なことです。まず、最初の借り入れから1週間は無利息です。1週間を超えると返済額に利息がプラスされますが、完済してしまえば、翌月も1週間利息で利用できるところです。

例えば、給料日が月末なのにクレジットカードでのお買い物の引き落とし日が27日というような人の場合、「口座残高が足りないよ~(涙)」という状況になることもありえます。そんなとき、26日にノーローンで不足分を借り入れし、月末の給料日に全額返済すれば利息は無料です。その上、翌月も同じ状況になった場合も、利息無料で借り入れができます。まさにノーローンのキャッチコピーどおり、なんどでも1週間無利息です。

毎月のように短期間だけ金欠になる人には、ぴったりのカードローンです。

無利息ローンの裏技的な利用方法

ここまで無利息期間のあるカードローンを紹介してきましたが、ある共通点があります。それは、始めてのお借り入れの場合の無利息期間は一律に30日間であるということです。プロミスレイクJNBローンの3社が該当します。 これを上手く利用して、今ある借金を無利子で返済して行くという方法です。

具体的に述べますと、A社から15万円、B社から15万円、C社から20万円の仮李入れがあるとします。合計借入額は50万円になりますが、これを上記の3社で借り換えて行くことにより、利息負担を軽減して返済するという方法です。借入額15万円を1回で返済する場合、年利18.0%とすると153,000円です。同様に借入額20万円を1回で返済する場合、年利18.0%とすると203,000円ですので、無利息ローンから借りる金額は、509,000円となります。

このうち、通常の利息ありの月々の返済額5,000円ずつ計15,000円を無利息ローンに返済すれば、残高は494,000円となります。これを二つ目の無利息ローンに借り換えます。同様に通常の返済額15,000円を返済すれば、479,000円になります。さらにこれを三つ目の無利息ローンに借り換えて返済すれば、464,000円まで、借入額が減ります。

ABCの3社に借りたままですと、借入残高は476,850円と約13,000円も借り入れ元金が少なくなります。
無利息ローンが使えなくなったら、上限金利の安い消費者金融に借り換えれば、負担は大きく減ることになります。付け加えれば、無利息ローンのうちにできるだけ多く返済しておけば、それはすべて元金の返済に充当されますから、後々の返済がかなり楽になります。

いずれにしても、借入額が年収の3分の1を超過している場合は、この手法は使えませんので、借り入れは必要最小限度額にして、借入先は1~2社程度に抑えておきましょう。