3年前にお金を借りることに関して、法律が改正されました。キャッシングを利用する際には、収入があることが求められ、確認することが必要になりました。専業主婦の場合、基本的には収入がないわけですから、お金を借りるためには配偶者に毎月安定した収入がある事が必要となります。

ここで専業主婦がキャッシング利用をする際に、確認しておくべき事項としては、借り入れ先によって若干異なりますが、おおよそ次の通りとなります。まずはお金を貸してくれる先が、配偶者貸し付けや銀行カードローンといった方法で専業主婦に対しても貸付を行っているどうかといった点があります。

配偶者貸し付けとは、一定の条件がありますが、配偶者と合算した借入額が配偶者と合算した収入の3分の1までの場合は、専業主婦でもお金を借りることができるというものです。すなわち、配偶者(世帯)の収入はいくらか?他所からの借入を含めて世帯の借入総額はいくらか、こうした確認を行った上で、今回、借りたい金額を含めて総借入額は配偶者(世帯)収入の3分の1以下に収まるか?といったことになります。

もうひとつの銀行カードローンは、銀行自体が年収3分の1までしか借りられないという法律で定められている総量規制の対象外となっていますので、利用することが出来るということになります。但し、銀行のカードローンといっても、銀行本体が取り扱いしているカードローンと、いわゆる銀行系と言われるところが取り扱いしているキャッシング会社(モビットやアコムなど)とはまったく異なり、後者は消費者金融として分類され総量規制の対象となります。こうしたことからキャッシングを利用するにあたり、銀行系と言われる会社については確認と注意が必要となります。

いずれにしても、キャッシングを利用する前に、生計に負担にならない、無理のない返済額かどうかをよく確認しておくことが、最も大切なことと言えます。

利用するための条件と方法について

専業主婦の場合、基本的には収入のないわけですからキャッシングを利用することができないことになります。しかし、例外的に専業主婦でも借りられる方法があります。

一つには配偶者貸し付けという制度を利用する方法です。配偶者貸し付けを利用すると、ご主人に安定した収入があれば、ご主人の収入に対して、ご主人と本人の合計の借り入れ金額の3分の1まで、借り入れできるというものです。その際、ご主人が借り入れに対して同意するという書類や婚姻を証明する書類、またご主人の収入を証明する書類を提出が必要となります。

しかし現状、この方法は制度としてはありますが、実態的には運用上やコストなどの問題等から主だった信販系や消費者金融系の会社では、サービスの提供を中止しており専業主婦へお金を貸すことはしていません。

もうひとつは銀行のカードローンの利用です。お金を借りる場合、無制限に借り入れができるというわけにはなりません。収入に対して一定の割合までしか借り入れができないように法律で制限されています。そのことを総量規制と言いますが、総量規制では借入の総額が収入の1/3までしか借りられないことになります。しかし、銀行のカードローンはこの規制対象外となっていますので、専業主婦でも利用すること可能となります。借入にあたっては一定の融資額内なら、基本的に収入証明書の提出を必要ないようになっています。また当然、借り入れのための審査を受けることにはなりますが、一定の条件をクリアすれば申し込み当日に借入れ可能なカードローンもあります。

こうした点から、専業主婦がキャッシングを利用するには、銀行のカードローンの利用が基本となります。但し、銀行のカードローンの中でも、銀行系のキャッシング会社は、消費者金融よしての扱いとなり、総量規制を受けることになります。キャッシングを利用するにあたり、総量規制を受ける会社かどうかの確認と注意が必要となります。

専業主婦キャッシング選びの注意点

これまで見てきたように、専業主婦のキャッシングについては、一応借り入れすることは可能です。しかし、有職主婦のパートやアルバイトなどの一定の収入のある主婦の場合と違い、収入がまったくない専業主婦の場合は、キャッシング利用は非常に限定的にならざるを得ない状況にあります。

しかし、巷ではキャッシング融資について専業主婦歓迎とか専業主婦でも融資は大丈夫という広告や中には異常に安い金利を謳い文句に掲示、勧誘しているところなどがたくさん見られます。これらの広告・看板の文言すべてとは言いませんが、そういった業者はどちらかと言えば、正規ルールでキャッシングを行っていない可能性が高いところだと言えます。こうしたところは、キャッシングを利用したくても利用できない、専業主婦の人たちの心理に付け込んだ、キャッシング商法だと言っていいかと思います。

専業主婦がキャッシングをする動機には、それぞれの理由が存在しています。特に専業主婦がキャッシングをする場合、配偶者・ご主人の給与・収入をもとに借り入れ、返済をすることになります。専業主婦がキャッシングする場合には、原則として配偶者・ご主人の了承、同意書が必要ですが、小口の借入額であれば、配偶者・ご主人の同意書なしで貸してくれる業者も事実、あるようです。しかし、何らかの理由で返済に支障が起こった場合、結果的に心配をかけることになる配偶者・ご主人、家族にちゃんと説明した上でキャッシングを利用するようにすることが大切です。

いずれにせよお金を借りる場合は、どのよう借金でも同じですが、キャッシングを利用する目的と返済計画がしっかりしていないと、実際の返済の時に大変、厳しく、辛い思いをすることにもなります。何はともあれ最も重要なことは、とにかく借りすぎない、無理な借り入れをしないということに充分、注意することに尽きると思います。

専業主婦のキャッシング利用の実態と特徴について

まずキャッシングとカードローンという言葉を整理しておきたいと思います。キャッシングは、少額(おおよそ100万円以下)な借り入れすることを指します。その中でカードローンはカードローンで借り入れ(キャッシング)する時に、使いますが、厳密にははっきりした使い分けがされていないようです。

一般的にはキャッシングを借りる人と言えば、男性が主な顧客といったイメージが強いですが、最近では女性客、中でも既婚の女性の利用が増えてきていると言われています。

ここでは既婚の女性の中でも、専業主婦に焦点を当てキャッシングの利用動向について見ることにします。まずキャッシングを利用する背景、理由についてみると、給料日前で生計費のやりくりが大変とか、急な病気や冠婚葬祭でお金が必要になったり、主婦にとってストレス解消策でもある付き合い・交際費・買い物での出費などが挙げられます。そういう場面に、一時的にキャッシングサービスを利用するケースが多いようです。

こうしたキャッシング利用の目的・使い道を調査したデータがあります。それによりますと、まず利用目的の多い順で見ますと急な出費のため、生活費のため、買い物のためとなっているようです。また1回あたりのキャッシング利用金額では、1万円が最も多く、次いで2万円、5万円がいずれも同じ割合で多くなっています。普段の利用状況では、年間に1回程度と月間に1回程度が同じ割合で高くなっています。

このようなことから、専業主婦のキャッシング利用は、全体的には、日常生活の中でのお金のやりくりから、少額のお金を、あまり多くない頻度で利用している実態が伺えます。

ところで最近の法律の改正により特に専業主婦には非常にお金が借りにくい状況になったと言われています。こうした中で、専業主婦の人でもスムーズにキャッシングを利用するための条件、方法について、以降の項目の中で説明していきたいと思います。