昨今、改正貸金業法が施行されて以来、消費者金融系の会社が銀行の傘下に入りグループ会社になるなど金融業界の区別がつきにくいといわれます。それは総量規制の対象となる消費者金融系に影響を与え減益、減収による会社整理や撤退を余儀なくされる中、生き残り策として銀行系の資本傘下に属したものと考えます。
しかし消費者金融系は、銀行系の傘下に入っても貸金業者に変わりはありません。銀行のように預貯金の機能があるわけでもなく、あくまで貸金専門の金融機関です。

そこで総量規制の対象になる消費者金融系は今まで通りの融資商品では銀行系に対抗できず考え出されたのが無利息ローンです。
無利息ローンとは、定められた期間を無利息とする条件付きの融資商品のことをいいます。
無利息ローンは、新規契約者を対象とした初回の利用時に限り一定の期間を無利息としたものと既存の利用者で条件を満たせば何度でも繰り返し利用できる商品があります。

無利息の期間は金融会社によって異なりますが7日間、30日間、180日間が基本で利用回数によってポイントが付加され、そのポイント残高に応じて期間が変わるサービスを設けている会社もあります。
無利息サービスの中には設定された無利息期間に一旦利息を支払い、後にキャッシュバックする変則的なサービスを行う会社もあります。この場合に注意しないといけないのは無利息期間といえども金利負担分を準備しておかなければならないことです。

このように無利息ローンには様々な種類がありますが初回のみの一度限りで利用する場合は金利も気にせず無利息期間の長いものを選び有効に活用すれば良いわけです。また、継続して利用する場合は、利用イメージを考えた上で計画に合わせた金利、金額、期間を選択することが重要なポイントになると思われます。
無利息ローンの最大の目的は、顧客の層を広げることにあります。改正貸金業法が施行されて客離れした消費者金融系は新たなターゲットとして女性や学生に裾野を広げ新規顧客の確保に余念がありません。そこで新商品として売り出されたサービスが無利息ローンです。申し込みも来店不要でインターネット上で簡単に行えます。24時間、365日、いつでもどこでもパソコンやスマートフォンなどの携帯端末からでも申し込みができます。審査結果は最短で30分とスピード審査で必要書類の送付もメール対応が可能で手軽さと便利なキャッシングをアピールしています。

様々なサービスや無利息ローンという言葉のインパクトで興味の無かった人々に借りやすさや便利さなどを強調し、従来の消費者金融のハードルを低くして興味を持たせることが狙いで利用者の増大をはかる商品内容と広告戦略を展開しています。
条件とされる期間内に返済できれば無利息で借金ができるわけですから利用イメージは広がるのではないでしょうか。
このように比較的低金利の銀行系と条件付き無利息の消費者金融系の融資商品が出回る今、
無利息ローンの種類や特性、メリットやデメリット、金利と無利息期間の比較などを検証し、利用者にとって有利に活用する術を学ぶべき時ではないでしょうか。

無利息ローンを選ぶポイント

無利息ローンはサービスや条件がそれぞれ異なります。共通するのは、長期、短期があるにしても無利息の期間が設定されていることです。
無利息ローンを選ぶポイントの項目に金利の設定があります。無利息ローンの金利幅は広く、下限金利が低いところで2.5%、上限金利は利息制限法の枠内で18.0%です。新規の契約で適用される金利は、大半の人が上限金利です。これからすると下限金利から検討するのではなく実質年利の上限金利の低い無利息ローンを選択することがポイントです。

次に、無利息ローンに付帯するサービスの内容です。会社によっては繰り返し利用できるタイプの無利息ローンの利用頻度によって金利の見直しがされる商品があります。これは、返済に遅延や滞納もない借り主の信用度が高くなり優良な顧客とみなされるからです。金融会社との信頼関係を築くことは大変重要なポイントになります。
他のサービスでは、ポイントサービスを設けている会社があります。これは、新規契約の際にポイントサービスの申し込みをするとサービスの利用でポイントが付加され、そのポイントの残高に応じて無利息期間が選択できるというサービスです。

無利息ローンに付帯するサービスも無利息ローンを選ぶポイントになるでしょう。
無利息ローンを選ぶ前に大切なことは、借りたお金の利用目的を明確にすることです。利用目的がはっきりしていると自ずと無利息期間も決まり返済計画も立てやすいのではないでしょうか。期間が長ければ返済に余裕はありますが、あくまで借金をしているわけですから早く返せるならばそれにこしたことはありません。
無利息ローンは計画性をもって効率よく使えば利用目的も広がるのではないでしょうか。

無利息ローンのかしこい利用方法

無利息ローンとは、思い切ったことをする金融会社もあるものだと感心する次第ですが、この無利息の期間を有効に活用すればお金に悩まされることもなくなり、色々な利用方法があるのではないでしょうか。
無利息ローンを有効活用するには、まず、無利息ローンの仕組みを理解することから始めましょう。無利息ローンには、初回限定のものと繰り返し利用できるタイプがあります。

次に無利息期間が最短で7日間から最長で180日間、もっともポピュラーなタイプが30日間と会社によって期間が異なります。金利も18パーセントを上限とし、条件付きではありますが低いものは一桁台の金利を設定している商品もあります。
無利息ローンの賢い利用法の前提に、無利息ローンはあくまで借金であることを念頭におきましょう。

無利息ローンを有効に活用する方法のひとつに、複数の無利息ローンを利用する方法があります。最初に借りた無利息ローンの返済期限までに別の無利息ローンの融資を返済に充てる方法です。初回限定の無利息ローンを重ねて使うと一回限りの利用になりますが、繰り返し利用できるタイプのものと組み合わせると数回はこの方法を活用できます。

次に、金利の高いローンなどの返済に充てる方法です。できれば完済、少なくとも元金を減らすことができれば、金利負担も軽減され有効活用になるのではないでしょうか。
但し、無利息期間に確実な入金があり、無利息ローンの返済が可能な場合の方法です。期間が過ぎても返済ができないとなれば多重債務に陥ることになるので、くれぐれも注意が必要です。

無利息ローンのメリット

無利息ローンのメリットは何と言っても無利息で借金ができることです。通常、お金を借りる場合、高い低いにかかわらず必ず金利が付くものです。貸し主は金利が利益になり商売が成り立つわけです。無利息でお金を貸すのは親兄弟か友人くらいのものです。新規顧客を確保するための融資商品であるにしても、従来の金融機関ではありえないサービスです。

銀行系のローンが低金利であっても、無利息には対抗できるはずがありません。さらに預金の出し入れにATMを使うと手数料がかかり、回数が増えるとばかにならない金額になります。繰り返し利用できるタイプの無利息ローンを使えば預金の出し入れ感覚で利用でき、しかも手数料は不要です。無利息ローンをうまく使えば、節約にもつながります。

さらに、従来のローンの申し込みは店頭、もしくは電話でのやり取りがほとんどですが、今ではパソコンやスマートフォンなどの携帯端末からインターネット上で24時間、365日の申し込みが可能です。
また、無利息ローンを新規契約する際に会員になると様々なサービスが用意されています。利用するほどに金利が下がるサービスであったり、ポイントサービスの申し込みをするとポイント数によって無利息期間が選択可能であったりと、魅力的なサービスが豊富です。

新規契約は来店不要でインターネット上での申し込み、審査も早く、ほとんどの会社が30分以内のスピード審査で即日融資が可能です。さらに、従来のカード発行後のATM利用ではなく融資金は即日、指定口座へ振込されるなど、サービスは充実しています。
無理のない返済計画を立てた上で借りるのであれば、有効活用が可能な融資商品ではないでしょうか。