銀行からお金を借りる時には、まずはローンの申し込みをしなければなりません。

申し込み条件は銀行やローンの種類によって少しずつ違いがありますが、最低の条件としては、「国内に在住していること」「年齢が20歳以上、60歳(69歳まで対応している銀行もあります)以下であること」「安定的・継続的収入があること(見込みも含め)」といった3点です。なお、ローンの返済期間中に規約に定める上限年齢に到達した場合は、それ以降の「追加借入れはできなくなる」というローンが一般的です。

目的別ローンの場合は、3点以外に審査の際に必要な使用目的書(何に使う目的でローンを申し込むのかを記載する書類)、見積書、源泉徴収票なども一括添付して申し込む必要があるケースがあります。

また、マイカーローンの場合はローンの最高額が年収の1/2までに設定している銀行がほとんどですから、年収の1/2を超える申し込みは受け付けてくれません(銀行の目的別ローンの場合は総量規制の適用除外ですから、年収の1/3を超える額でも申し込みそのものは可能です)。

以上は、あくまでも申込みに当たっての条件ですから、これで銀行のローンを借りることができるのではありません。具体的に融資を受けるのは、申し込みの次のステップである「審査」を受け、それをクリアすることで実現します。

いろいろな条件があるうえに時間がかかる、ということで銀行ローンのデメリットに挙げるケースもありますが、こうしたステップを踏むからこそ、銀行の信用や信頼がつくられてきたのかもしれません。

審査について

銀行でお金を借りることができるかどうかは、「審査」によって決定します。

銀行はローン実施前にローンを受ける人の「経済状態」や「返済能力」などについて審査をして判断を下すのです。これをローン審査といいます。
一般的には、銀行内で行う「事前審査」と、信用保証会社が行う「本審査」があります。銀行ローンを実行するかしないかは、銀行ではなく信用保証協会が行っているのです。銀行でお金を借りるに場合には審査に時間がかかるといわれるのは、このように2つの審査が行われることにあります。

「事前審査」ではローンを受ける人に関する勤務先・勤務形態・勤続年数の情報、返済負担率、他の債務や返済履歴などを、銀行ごとに独自に設定した基準に基づいて審査が行われます。この審査で銀行側が特にチェックする事項は、「勤務先と年収」そして「滞りないローンの返済が可能か否か」と言われています。

銀行内での事前審査をクリアすると、次は信用保証会社の本審査が行われます。本審査は事前審査より厳しいと言われていましたが、近年、銀行による事前審査が早く適切になってきたことから、事前審査をクリアした場合は本審査もほとんどクリアするようです。

なお、住宅ローンなどのように借入期間が長期になるローンの審査項目には、ローンを受ける人の健康状態が重要な項目として追加されています。

なお、銀行ローンを申請する際には、他の消費者金融などからの借入れやクレジットカードの高額な分割払いが残っている場合は、今後の返済能力に問題があると判断される可能性が高くなりますから、可能な限り全額返済しておきたいものです。

借入の際に必要なもの

銀行でお金を借りるときに必要なものは、銀行によって違いがありますし、ローンの種類によっても違いますので、明確に示すことはできません。しかし、どの銀行であれどのようなローンであれ、銀行側はローンを受ける本人の属性情報・支払能力についての審査をするのですから、それらが判断できる書類の提出を求められます。

ほぼ全ての銀行やローンで、ローンを受ける人が提出する必要があるのは、「事前審査申込用紙」「身分証明書(運転免許証と健康保険証:いずれか一方ではなく両方を求められるケースが多い)」「源泉徴収票」の3点です。しかし、銀行によっては「所得証明書」「住民税決定通知書」「納税証明書」「印鑑証明書」「通帳と銀行印」なども必要になります。

さらに、「目的別ローン」のように使途が決まっているローンの場合は、ローンの必要な額を証明する書類も必要になりますので、「マイカーローン」では購入予定車の見積書の提出が必要になりますし「トラベルローン」では旅行計画書や旅費見積書の提出を求める銀行もあります。また、「住宅ローン」の場合は、日頃、あまりなじみのない住宅や宅地に関するさまざまな書類の提出が必要です。

銀行でお金を借りるときに必要なものは、銀行やローンの種類によって大きな違いがありますので、自分がローンの申込みを予定している銀行のサイトを見て確認するか、電話で必要な物を確認するのが一番です。

そうした事前確認と準備をしておけば、何度も資料の提出を求められたり銀行に届けたりするムダを省けます。

カードローンの審査

審査の前に、まず、カードローンの申込資格を知っておかなければなりません。

銀行によっても違いはありますが、「年齢は満20歳以上65歳未満で、安定した収入があること」というのが条件です。
無職や無収入の専業主婦は申し込みできませんが(近年、専業主婦でも申し込めるカードローンも登場しました)、収入のある女性や普通のサラリーマンなら、問題なくカードローンの申し込みができます。

申込み受付後に行われるのが、「審査」です。銀行のカードローンの審査は、銀行による事前審査と信用保証会社による本審査の2つの審査が行われます。
ローンの審査基準に大きな違いはないようですが、銀行やローンの種類によって変わるようです。

ローン審査では、まず、現在の借入金の残高と返済状況が事前審査されます。銀行のカードローンは総量規制の対象外になっていますので、借入金の残高が年収の1/3を超えていても融資を受ける可能性はゼロではありません。しかし、現時点でも「収入に対しての返済金額が多すぎる」と判断された場合には、審査をパスすることは困難です。

また、他行や消費者金融のローン、クレジットカードなどの返済に延滞歴があったり事故歴があったりした場合は、支払能力に関係なく「信頼度」が低いと判断されますので、この場合も本審査に進むことはできません。

本審査まで進めば、審査をパスする可決性は高くなります。借入れなどがある人が、新たにローンを申し込む場合には、現在の借入れの返済などが遅れないよう、十分気をつけることが大切です。それが、カードローンの審査をクリアする最善の策と言えます。